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リノリウムって?


T-723-X3 ワークデスク リノリウム天板(color: pearl)

新宿 NEWoMAN(ニュウマン)1Fの催事スペースで開催中のCOOPSTANDのポップアップストアでは連日新しい1年を迎えるための品々を買い求める方たちにお越し頂いております。販売中の陶器(pottery, ceramics) もそうなのでしょうけれど、磁器 (porcelain) との違いを知ってどう付き合っていくかを知るのも愉しみのひとつですよね。

ctf の天板に採用しているリノリウム(linoleum)も同じです。日本では、水にも強く、手入れも簡単で安価な石油系樹脂のメラミン化粧板が主流ですが、天然素材で抗菌・脱臭作用もあるリノリウムは、家具大国の北欧やヨーロッパでは長年使用されいてる素材です。建築家のアルヴァ・アアルトが自身の家具天板で採用していることでも有名です。近年、日本でも自分の選んだモノたちと大切に暮らしたいという方々からの需要も着々と増えつつあります。ただし、天然素材ゆえに、ごくたまに表面に色ムラが見受けられたり、手入れはマメにしなければいけなかったり、キズつきやすいこともありますが、自然素材の色や風合い、素性の経年変化をお楽しみ頂こうという心意気の方々にご好評です。

約150年前にヨーロッパで発明されたリノリウムは、人体や環境に優しい床材として、医療・教育・公共施設、オフィス、店舗、住宅など、世界中の様々な場所で使用されています。ctfで採用しているフォルボ社のファニチャーリノリウムは、亜麻仁油を始め天然ロジン(松ヤニ)、木粉など天然の材料から製造されており、その工程においても安全なクリーンエネルギーが使用されています。原材料は以下の亜麻仁油を中心とした天然の材料から製造されています。

ファニチャー用リノリウムの主成分

亜麻仁油:リノリウムの主原料である亜麻仁油は1年草の亜麻から採られます。

木 粉  :管理下にあるヨーロッパの森の木を使用しています。

ロジン  :松から抽出される天然ロジン(松ヤニ)。リノリウムに強さと柔軟性を与えます。

石灰石  :世界中に莫大な量がある石灰岩を粉砕してつくります。

天然色素:鉛やカドミウムなど重金属は一切含みません。

主成分は天然素材なので、廃棄時に埋めれば土に還る生物分解性があります。

製品寿命:約30~40年 

※アルカリ性の洗剤を使用すると黄色に変色することがありますのでご注意願います。メンテナンスには中性のものを使用願います。発火点も高く、燃えにくいのですが、高温のヤカンや鍋を直置きするのは跡が付着するので、おやめください。一晩経つと食べかすも拭き取りにくくなりますので、ダイニングテーブルで使用する際は、こまめな水拭きをお忘れなく!笑

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